まずはカウンセリングを受けたい!薬以外の治療をメインとする精神科を選ぶには

カウンセリングの専門家は臨床心理士と公認心理師!

精神障害の治療方法は大きく薬物療法と心理療法の2種類に分けられます。このうち、薬物療法ができるのは医師の資格を持った精神科医のみです。一方、薬物によらない心理療法ができる代表的な資格としては、民間資格の臨床心理士と国家資格の公認心理師があります。

カウンセリングは心理療法に含まれますが、いわゆる心理カウンセラーを自称するのに資格はいりません。心理カウンセラーの民間資格は非常に多く、2~3カ月程度の通信講座を受けるだけで取れる資格もあります。信頼性の高い資格を持つプロフェッショナルにカウンセリングをしてもらいたい場合は、臨床心理士か公認心理師がいる病院やクリニックなどを利用する必要があるでしょう。

精神科医がカウンセリングを行う病院も

精神科医は通常、薬物療法をメインに治療を進めます。優秀な精神科医は多くの患者を抱えているケースが多く、多忙になりがちです。患者一人一人の話をゆっくり聞く時間が取れないこともしばしば。大規模な病院では、カウンセリングを専門の臨床心理士や公認心理師にまかせる場合も珍しくありません。しかし、精神科医が自らカウンセリングを担う病院もあります。

薬物によらない治療やカウンセリングを希望しているなら、カウンセリングを専門とするメンタルクリニックなどを探すのがベターです。数は多くないものの、精神科医がカウンセリングをしてくれる病院もあるので探してみると良いでしょう。とはいえ、精神障害の治療において薬物療法は非常に効果的なことも少なくありません。薬をむやみにこわがる必要はないのです。精神障害は命にかかわる病気です。つらい気持ちを少しでも早く改善したいなら、精神科医の診察を受けることも視野に入れましょう。