心療内科や神経内科との違いは?精神科の特徴を調べてみよう

心の病を診る科の違いを知っておこう

「心も身体もとても重くて辛い…」「自分は人と違うのかもしれない…」といった場合、専門家に診てもらおうと考える人もいますよね。しかし、そうなった時に一体どこの科に行けばいいの?と迷うこともあるでしょう。心療内科や神経内科、精神科といったように似たような名称のものがあるため、それも仕方がありません。

一つずつ簡単に説明すると、心療内科は主に「心身症」を診ます。心身症は、心が病んでしまうことが原因で胃が痛くなったり、何らかの症状が身体に現れるものを言います。それを引き起こしている心理や社会的要因を考慮して対処していきます。そして神経内科は、心の病を診る科ではありません。この科は筋肉などにつながって情報伝達を担う「組織そのもの」を専門としています。要するに、運動神経のような身体組織を診ています。神経は神経でも心や気持ちに関係ありません。また、精神科は「脳機能」に症状を持っている人が主に受診します。

実際は心療内科と精神科で迷うことが多い

神経内科は選択肢から外れるとなると、次は心療内科と精神科で迷うのではないでしょうか。この2つは似ているようでまったく違います。心療内科は生活する中で感じる強いストレスが原因で発症している疾患を診るのに対し、精神科は生まれつき十分な脳内ホルモンが分泌されていないといった、脳機能に問題がある患者さんを診ています。心療内科はストレスの原因も考慮するのですが、精神科は精神症状を中心に治療していきます。

精神科で扱っている疾患は、主にうつ病や不安障害、統合失調症といったものです。これらによって身体症状が出た場合は精神科でも対処してもらえますが、どちらかと言うと精神症状を和らげるための投薬や行動療法の指導に力を入れる感じです。精神科という名称以外にも、神経科や精神神経科、神経精神科と掲げている場合がありますが、診療内容は同じです。中には心療内科と精神科の両方を扱っているところもあります。